この紙袋風のバックがアメリカやイギリスで発売やいなや、
物凄い勢いで売れているそうです。

お値段なんと約2万円也。

見た目は、そこらじゅうに、よくある茶色の紙袋。
昔、パチンコ屋の景品（お菓子）はこんな袋に入っていたのかな？

ただ単の紙袋が、何で売れているのでしょうか？

1.良質な皮革を使っている。◯◯頭から1個しか作れない的な。
2.大規模なチャリティーで1個売れてると、飢餓地域の60日分の食糧を生み出す事が出来る。
3.超人気有名人が紹介した（実際に使っている）
4.実はすごい多機能なバック（5wayで色んなシーンで使える）

残念ながらどれでも有りません。

理由の一つはブランド物だから。
もう一つは世界的デザイナーのラフ・シモンズ氏が手掛ける
ジルサンダーのラストコレクションだったのです。

注目して頂きたいのは後者の理由。

もうラフ・シモンズ氏が手掛けるジルサンダーは買うことが出来無い。
最後だから記念に買っておきたい。
人間心理として、最後の一個とか限定品とか、今後手に入らないかも知れないとか、
飢餓感を煽られると、どうしても心揺らいでしまいます。

要するに、この紙袋は、付加価値がついているのです。
他の紙袋と明らかな、差があるのです。

安く仕入れて高く売ると言うのはビジネスの大前提ですが、
もう誰もが念頭に置いている事ですよね。

オークションやAmazon等で競合ライバルよりも安い価格で売るというのが
通常の流れになっていると思います。

せっかく安く仕入れた物が、ライバルとの価格競争の末に、販売価格がみるみる下落していき、
結果、ほとんど儲からない商材になってしまったり。

そんな時はライバルを出し抜ける為の差別化という名の付加価値について考えて下さい。

私は昔、競合ライバルが多い商材で売って売って売りまくりの一人勝ちをしたことがあります。

何をしたのか。

それは外国語の取扱説明書を翻訳し、日本語取扱説明書を作成し販売しました。
（取扱説明書の翻訳は、知人に友達価格でやってもらいました。）

取扱説明書を熟読しないと、取り扱いが困難な商材でしたので、
日本語取扱説明書付きと目立つように記載した途端、飛ぶように売れていきました。

日本語訳されている説明書をしっかり読む事で、商品にも非常に詳しくなれ、
販売後に問い合わせが有った時も、質問をされた時にも、
スラスラとアドバイスする事が出来たので、お客様にも非常に感謝して頂けました。

アフタフォローも完璧だったのです。

商品の写真を綺麗に撮るだけで、差別化できますよね。
製品の保証も良いですね。

因みに、私の写真はクオリティーが低く、勉強中です。
今度、代行サービスをご利用して頂いている、お客様に教えてもらいます！！

購入者側に立ってどのような、サービスを＋αしたら助かるのか。喜ばれるのか。
色々と考えて実践していきましょう！！

————中国語講座Vol.1-54————

天将降大任于斯人也，必先苦其心志，饿其体肤

「天の将に大任をこの人に降さんとするや、必ず先ずその心志を苦しめ、
その筋骨を労し、その　体膚(ﾀｲﾌ)を窮餓(ｷｭｳｶﾞ)し、その身行(ｼﾝｺｳ)を空乏(ｸｳﾎﾞｳ)し、
その為(ﾅ)す所を払乱(ﾌﾂﾗﾝ)せしむ。
心を動かして性に忍び、その能(ﾖ)くせざりし所をよくせしめんがためなり。」

天がこれから大任をこの人にさせようとする時には、
必ず先ず心身を苦しめ、やることなすこと全てをうまくいかなくする。

発奮させ、忍耐させて、これまでにできなかったことを、できるようにするためである。

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