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美女
日本には「すみません」と、とても便利な言葉がある。
謝るとき、感謝するとき、依頼するとき、人を呼ぶときにでさえ使える言葉。
しかしながら、こんなにも便利な「すみません」と同じ意味を持つ中国語は存在しない。
では、中国で人を呼ぶときには何て言うのか。
私は、今まで服務員(fu wu yuan)と呼んでいた。
ウェイター・ウェイトレスの意味である。
若者にとって、この呼び方はもう古いらしい。
ネイティブが使用する言葉の進化は著しく早い。
言われてみれば、私のサッカー友達は誰も服務員とは呼んでいなかった。
では、なんと??
美女(mei nv)なのである。
綺麗な女性、美人な女性という意味。
因みに男性に対しては“靓仔”(liang zai)でカッコイイ意味。
日本で、「そこの美人さん。」って呼びかけたら、対応してくれずに嫌な気分になる人がほとんどだろう。
どれほど前か分からないが、以前は“小姐”(xiao jie)とも呼んでいた。
お嬢様さんって意味合いであるが、キャバ嬢を呼ぶときも小姐であったため、
誤解する人が多く、だんだん使用されなくなっていったようだ。
美女。
勿論、美人という従来の意味でも使われる。
だが、美人かどうか問わずに、誰にでも”美女”と呼びかけるなんて、理解し難い。。
男性にも女性にも関係なく使える服務員という言葉があるにもかかわらず。
広東省出身の人の話。
「何故、美女と言いますか?ずっとおかしいと思ってました。」
えっ???
えっ?????
えっ~~~~~~~~~~~~??????
若い女性には
・標準語では”美女”(mei nv)
・広東語では”靓女”(liang nv)
・東北出身者は”姑娘”(gu niang)
そして
・年配の男性は”老板”(lao ban)
・年配の女性は”大姐”(da jie)
と呼びかけるのが、あくまで一般的。
中国はとてつもなく広く、さらに56民族もいる。
標準語で教育しても統一するのは当然無理な話である。
中国ではこんな文化がある。
「你是哪里的?」 「你老家在哪?」
初対面の挨拶でほとんどの人が
「出身はどこですか?」 「故郷はどこですか?」
出身地を聞いてから会話したほうが、言葉の持つ、微妙なニュアンスで
誤解することなく、スムーズに話ができるみたいです。
う~ん。
性別・年齢によって色んな呼び方があるなんてややこしい。
「すみません」=「服務員」で良いでないか・・・(ToT)/
————中国語講座Vol.1-1————
今、担当者はいません。
等下老板现在不在。
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