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考えることの大切さ。
先日、クロスセルのお話をさせて頂きましたが、実はほんの触りだけしかご紹介できていません。
という事で、もう少しだけクロスセルについて掘り下げます。
以前の記事はこちらからどうぞ。
本当に顧客が必要だと思うものを組み合わせ、セット商品をつくる。
それでもまだ残念ながら、本当のクロスセル戦略ではないとの事です。
一緒に購入する頻度の高いものを組み合わせて販売しても、
売上げをあげるという肝心の目的が果たせないからです。
<例えばあるお弁当屋さんのお話>
ほとんどの人が、ペットボトルのドリンクと一緒に購入するため、お弁当とセット販売にします。
ただ、セットにするわけにもいかないので50円引きにしているお弁当や。
これでは損をしてしまいます。
そして、顧客から圧倒的に支持されるのか?
と、問われても、微妙なとこですね。
<お弁当と一緒にドリンクを購入する頻度が高いお弁当屋さんのお話>
コーヒーショップなどで使用している保温性の高いスチロール製のカップを準備。
そして、少し平均単価よりも100円~200円ほど高い会席風弁当に。
「本当においしい静岡県産の熱い新茶付!本格会席弁当と、おいしい煎れ立ての新茶で贅沢してストレス解消しませんか?」
ダイエット弁当には。
「ダイエット効果のある、6種類の中国茶を当店でおいしくブレンドしてみました。どうぞお試しください!」
この事例は一見、お茶がクロスセル商品のように感じますが、実はお茶をメインに、お弁当がクロスセル商品へ転化されています。
しかも、会席弁当の例では平均単価も向上しされています。いわゆる「アップセル」も実現しているのです。
先日の生花店のお話は顧客の潜在要望についてでした。
顧客は「単に花を買いに来たのではない」というスタートラインで戦略を組み立てているのです。
顧客の
「花によって部屋を飾りたい」
「花を飾ることでストレスを解消したい」
「花を贈ることで友達を応援したい!」
という本当の欲求に対していくつかの答えが考えられていました。
「花瓶があればこのお花はもっと綺麗に飾れますよ!」
「元気と勇気のでる花言葉の花を集めました!」
この『顧客に何を購入すればいいのか教えてあげる』ことは何も難しく考えることはないんです。
単純に、やりたいことがある。でも何を買えばいいのかわからない。
そんなケースを想定してみてください。皆さんが考えている以上に顧客は迷っていると思います。
今日の記事はこちらから引用。
因みに、『いろはす』というお水。
何故、爆発的に売れたかというと、あれは
エコというブランド戦略
だったんですね。
私からしてみればただの水ですが、なんとなく水を選ぶ時に手にしている事が多いです。
これは、ブランド戦略に陥っている証拠です。
ただ、普通の水と思って購入したのに、オレンジの味がした時には、ビックリして吐き出した記憶があります。
あれは、分かりにくぃ・・・。
中国では、ノーブランド商品にありふれています。
ブランド意識をお客様に植え付ける事ができれば爆発的に売れる事になるでしょう。
私は、中国ブランドについて、色々と日々悩んでいます。
しっかし、考えだすと、時間と労力がかなり費やされてしまいますね・・・。
ただ、骨の折れる事だからこそ、考える人は僅かであり、さらに考えを実行する人は極僅かである。
だからこそチャンスがあるのだと信じています。
————中国語講座Vol.1-28————
2つで、○○元ですか?
それとも、1つで○○元ですか?
这两个合买多少钱?
单买一个多少钱?
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