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OEMについて中国協力工場訪問
12月は、中国中東部に深刻なスモッグが発生しています。
原因は、汚染物質の累積、排気ガス、石炭暖房使用などが大きな要因となっています。
恵州市は、青空が見れるのですが、汚染が気になったのでチェック。
まぁ、、大丈夫でしょう(笑
小学生時代は何も気にせずに、毎日放課後の校庭で遊んでいましたが、
今思えば、東京では頻繁に光化学スモッグ注意報が発令されていましたね。
サッカーの大会決勝戦。
優勝もできたし、快晴でした!
サッカーは、恵州で6つの中国人チーム、1つの欧米チームに加入しています。
単純に1チーム20人以上いるので、それだけで140人との繋がりができます。
AFLもやっているので、スポーツを通して160人以上と知り合いに。
そこから、色々と派生していきます。
性別も国籍も宗教も関係なく、沢山の人と仲良くなれる運動。
本当にスポーツは素晴らしいですね!
先日、サッカーで出会った人が経営する工場へ、OEM打ち合わせに行ってきました。
工場の写真を撮らせてもらったのですが、何故か保存されておらず・・・。
現場では、クリーンルームでLEDの導光パネルを組み立てしていました。
特殊なライトを当てると目視でも見れない微粒子が見えます。
クリーンルームもレベルが様々ですが、強化してもμ単位の微粒子が除去できず、
不良の原因になると嘆いていました。
製造工場の経営環境も、どんどん厳しくなっているようです。
色々お話が聞けました。
◆石油高騰で材料費コストがUPしても、メーカーはコストUP分の費用を認めてくれず、
それどころか、量産が安定してきた事にコストダウンの依頼がくる。
◆材料メーカーは価格UPの通達のみで、
材料が入手できないと物造りできないため、購入するしかない。
◆取引のある日本、アメリカ、台湾メーカーの支払いサイトが遅くなっている。
以前は30日だったのが、45日、60日、90日と・・・。
中国の外注ローカル工場は、ほとんどが30日現金払いなので資金繰りが厳しい。
「銀行のために仕事している」と言ってたのが印象的でした。
◆大手メーカーからは金型費が貰えず、仮に金型費が貰えるとしても、
金型をおこしてから、試作をなんども繰り返した検収合格後となる。
試作費もほとんど貰えない。
◆大量の受注が決まって、人員を雇っても、量産当時の企画生産台数が縮小される事がある。
量産開始後に、どんどん毎月の受注数が少なくなると人員が余ってしまう。
派遣社員を雇って対応しているが、不良率がUPするし、教育してもすぐ辞めてしまう。
これらは、私も工場勤めしていたので、痛いほど共感できます。
兎にも角にも、機械設備や試作費など初期費用が莫大にかかる製造業より、
出来れば、資金繰りリスクのない物販や代行業のようなビジネスをやりたいとの事でした。
OEMには積極的に協力してもらえますので、まずは弊社にご相談ください。
今週は、深セン市でフィギュアを製造している工場へ行ってきます。
おもちゃ工場経営者とアルミ切削工場経営者の打ち合わせ中の写真です。
欧米向けに売られている、ある玩具を日本語のパッケージと説明書を付けて
日本向けに販売しているようですが、
もっと(工場から横流しして?)販売していけないか?という内容でした。
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