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20156/4

大手商社が倒産

明治創業以来、109年も続いた商社が倒産したニュースを見た。
原因は、中国に入れ込んだ代償と。
名門商社が100年の歴史に幕

100、1000年続こうが、東証1部に上場していようが、中国でのビジネスでは一切関係ない。むしろ、大手になればなるほど、中国人の役員から従業員の資材担当や営業担当まで、お金を持っていかれるのかと。
そんな企業を沢山見てきた。
日本人の経理を現地で雇っても、やはり、中国人同士の細かい取引までは、管理できない。

賄賂は、必要悪と割り切っている企業もあるが、いずれ金額が膨大になるのは、必然。
どこで歯止めをかけるか、タイミングは非常に難しいかと。

知人の会社では、日本人が中国出張しにいったタイミングで、中国労働局がいきなり会社にきて、ビザを確認してきたという。
出張者にビザがないと分かった途端に、パスポートを没収し罰金を支払うよう命じた。

後から分かったことだが、ワーカーが労働局に通報したとのこと。
自分が働いている会社でも、通報するんです。

恐らく、罰金の費用を山分け?したのかと。

その会社は、中国総経理がAudiの新車で会社に来るようになってから、不正取引に気付き、中国役員、その関係者を解雇した。その年から、利益が大幅に増加し、赤字から一気に数億円の黒字になった。

また、先日、深センの靴工場へ行ってきた。
私と同年代の(83年生まれ)社長が、日本から受注した商品を、中国工場で生産している。
中国工場での生産が追い付かないほど、受注しているため、工場の社長とは、かなり良い関係を築けているらしい。

そんな彼も、数年前に、信頼していたパートナー中国企業の社長に、何百万と貸した途端、夜逃げされたと言っていた。

日本からの受注が減少してきた途端、この関係は維持できるのか疑問である。

こんな事例は、後を絶たない。

貿易をしていると、通関士と仲良くなれとか、税関に知り合いをつくれなど良く言われる。

今後、中国会社の規模を拡大するか否か、非常に悩ましい問題である。

次回は、訪問してきた靴工場について紹介します。

【この記事の次には、下記の記事がよく読まれています。】


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