© タオバオ 輸入 代行業者HAMブログ All rights reserved.
kindleストア 日本でオープン
Amazon Kindleの日本ストアがオープンしましたね。
個人的には待ちに待った日本上陸です。
Kindleについては、既にニュース等で紹介されていますので、
ここでは割愛させて頂きますが、2つほど気になったAmazonの巧みな戦略に
少し触れてみたいと思います。
・Kindle化リクエスト
Amazonの書籍販売ページの左下にこんなリンクが設けられてます。
「このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください」
このリンクをクリックする事でKindleで閲覧出来るように電子書籍化をお願いすることができます。
約5万タイトルからスタートという触れ込みで、日経新聞から既にこんな批判も受けているようです。
「海外では140万冊を用意するのに対し、国内約5万冊でスタートする。
国内市場で先行する楽天の「コボ」の6万冊(9月末)に比べ見劣りする。
(日本経済新聞より引用)
koboの水増しの酷さといったら無いですがね。。。
(wikiの人名記事やグラビアアイドルの画像が1冊にカウントされてたり…)
いずれにせよ年明け頃には、このリクエストボタンの集計を元に、
出版社側へガンガン圧力をかける姿が想像出来ますね。
圧力に屈した出版社からKindle化された書籍が増えていき、必然的にタイトル数は上がっていくことでしょう。
タイトルが増えて行くことで、当然購入数もどんどん・・・。
・Kindleダイレクト・パブリッシング
詳細はこちら
電子書籍ならではのサービスでは無いでしょうか。
通常の書籍を自費出版するのは、昔よりはハードルが下がっていますが、
まだまだ費用は結構掛かってしまうようです。(一般的に本の定価×部数×0.3が製作費用との事)
借金をしてまで自費出版をする人はまだまだいるみたいです。
しかし今後は大幅にそういう方々は減少していくでしょう。
執筆してみたいけどお金が・・・
何となく出版は敷居が高い気がする・・・
そういう方はかなりいらっしゃるのでは無いでしょうか。
興味が有ったら直ぐに書ける場が有る。
しかも無料で。
ローリスクで売れればお金が入る。
売れたらラッキー!とりあえず書いてみよう!ずっと書いて見たかった!
出版社等を経由しない敷居の低い新しい販路にどんどん人が流入して行くでしょうね。
たくさん人が流入してくることでコンテンツは大きくなっていき、
それに伴ってAmazonが受け取るロイヤルティもうなぎ登りに。
近い将来、ダイレクト・パブリッシング発の有名作家なんていうのも見ることになるでしょう。
日本でようやく走り始めたサービス(Kindleに至ってはまだ予約段階)にも関わらず、
既に同業他社を凌駕してしまっている感がもの凄いですね。
ちなみにKindleは原価販売だそうです。
たった上記2つのコンテンツだけでも相当に儲けるんでしょうね。
打ち出の小槌なコンテンツの構想は他にも色々と持ってるでしょうから、やはりAmazon恐るべしですね。。。
出版業界は長らく出版社主導で進んでいたので、色々と凝り固まっていました。
個人的にもAmazonには大きい風穴を空けて欲しいと願っております。
————中国語講座Vol.1-106————
タオバオでは、このような価格が記載されている事があります。
これは、後3時間52分で184.16元の値引きキャンペーンが終わるとの意味です。
—————————————————————
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。