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謝らない中国人
海外で暮らしていると、文化の違いは想像以上にある。
常識が全く通用しない。
中国、広東省で多少なりとも感じた文化の違いをいくつか紹介したい。
上海や北京へは行った事がないため、また違っているだろう。
①謝らない。
中国人と仕事を毎日しているが、失敗しても謝らず、言い訳ばかりである。
どうも言い訳をするのが好きらしい。言い訳どころか、相手の非を訴える。
中国はもともと人情社会であり、同郷の結束が固く、他人はどうでも良いのだ。
協調性などまるでない。
実際に、サッカーやバスケットをしていても良くわかる。
日本人は、周りを気にしすぎと言われますが。
極端の例だが、
中国で有名な【我爸是李刚事件】(俺の親父は李剛事件)を紹介しよう。
2010年10月16日。
河北大学で二人の女子学生が、車にひかれた。
一人は死亡し、もう一人は重傷。
加害者は、何事もなかったように現場から去った。いわゆる引き逃げ事件。
被害者の事など気にもせず、加害者は傲慢に叫んだ。
「俺のことを告発しても無理だ、俺の親父は李剛だから!!」
李剛という人は、市の権利を持てる公安局の副局長であった。
要するにお偉いさんなのである。
瞬く間に、ネットで広がり、中国全土で大問題となった。
結果、6年の懲役+50万(元)の罰金。
この事件に利権は、一切通用しなかったが、それでも被告は謝らなかった。
インターネットがなければ、この事件は揉み消されていただろう。
②約束を守らない
仕事上、私は中国人とよく、ルールを決める。
しかし、ルールなんて無駄だ。小さな約束は勿論、大事な契約書を交わしても意味がない。
いちいち弁護士に頼んでいたら、こっちが倒れてしまう。
小さなルールのみでなく法律でさへ平気で破る。
飲酒運転がとても厳しくなったといつも言うが、結局運転している。
タバコが禁煙となっている飲食店でも、お皿を灰皿代わりに平気で吸う。
中国は封建社会の歴史が長く、お金持ちの官僚や貴族が美味しい汁を吸う。
トップが平気でルールを破るのが当たり前であったために、下の者が守る訳もない。
いつの間にか、暗黙のルールだらけになり、その暗黙のルールの中にまたルールができ、
訳のわからない事になっていく。そんな環境で育っていれば、当然ルールを守る意識などあるはずがない。
あくまでも個人の見解です。そして中国に偏見をもっている訳ではございません。
このような事が多々あるので、ご紹介しているだけですので悪しからず。
むしろ、中国人の友達が沢山いて、私は中国が好きです。
③サービス精神がない
飲食店に行き注文をした。
注文した食事が出てこなく、間違った食事がきたのである。
当然、違いますと私は主張するが、美味しいから、
「これを食べろ。」
と一言。
また、食事が全くでてこないため、まだですか?と質問すると、
「今作っています。」
確認すると、あわててオーダーし作り始めている。
こんなこと、良くあります。
タオバオショップも然り。
製品の詳細を質問していると、「うるさい。」「対応しきれない。」と言ってくる。
他の店から購入しろと勧められる。
勿論人に寄り切りだが、日本人にはない感覚。
④食事する前に、自分で食器を洗う習慣
レストランで食事をする時に、まずお湯やお茶で自分の食器(お皿や箸)を洗う。
レストランが不衛生であり、または洗剤の毒性を心配して洗う習慣ができたようだ。
実際のところわからないが、広東省のみである。
本当に汚いので、有難い習慣である。
エレベーターでタバコを吸うとか、唾を男性も女性も吐くとか、
ワインは赤が主流であったり、食事の食べかすはテーブルや地面に吐くとか、
乾杯一気が大好きなどと、取り上げたらキリがないくらいあります。
バイクは平気で3人、4人乗り。家族で乗ってたりもします。
ヘルメットは勿論なし。信号無視も、車は譲り合わないetc…
次の機会にでも。
読み返すと、悪口になってしまっているような気がします。
が違いますので!!
そして、あくまでも個人の見解です。そして中国に偏見をもっている訳ではございません。
今度は良い印象の文化をご紹介しますね~。
————中国語講座Vol.1-31————
A:この製品は最新のモデルですか?
这款是新品吗?
B:①はい。最新です。
是啊,最新的呢!
②いいえ。これは一つ古いモデルになります。
不是哦,这个只是一个旧款!
A:最新モデルは、いつ販売されますか?
那什么时候有最新款呢、
B:①分かりません。
不知道!
②10月に販売予定です。
大概要到10月份哦。
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コメント
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毎日、お疲れさまでございます。
心中、お察しします。
没有!無問題!
随分前は、この言葉を毎日聞かされました。
今は、「有」と言ってもらえるだけありがたい。
目の前にある、そこにあるもの頂戴って言ってるのに、「没有!」と言い放つ、そのサービス精神の欠片も無い態度。
それが、最初のカルチャーショックでした。
でも、今は溢れかえる商品に埋もれて、少しでも売りたいって態度。
そこだけでも、180度の変化ですね。
李剛事件は流行語大賞にもなったんですよね。
細かいので挙げると、夜の車は基本ハイビームですね。
対向車とか来てもまったく関係なしで。
あと遼寧省では食器を洗うってのは無かったかな。
あと食器とか湯呑みがラップで包まれた状態で
テーブルに置いてあったな。
あと、ホテルのフロントに、カミソリ買いたいんだけど付近にコンビニない?って聞いたら
即答で「無い」言われて、んなアホなーって外に出たら
ホテルの真向かいにコンビニがあったり。
コンビニあるやないか!って怒って言ったら、何か舌打ちされました。
nomuさん。
凄く詳しいですね^^
毎日が、んなアホな~~~って思っていたら、日本人が過剰サービスかと思い始めてしまいました^^;
みかんさん。
いつもコメント有難うございます。
何年在住しても、びっくりする事は突然やってきますね^^;
良い意味でも悪い意味でも。
また、色々ご紹介したいです♪